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2023/06/05 13:13

アトリエブリコはこだわりの素材とフルーツを使った、熟タルト専門店です。



atelier bricoオリジナルのタルト”熟タルト”です。

熟タルトとは私たちがつくった造語です。


熟=時間や手間をかける。

完熟した素材。熟成させた素材。 で出来たタルトです。


熟された素材を時間や手間をかけて旨味や香りを引き出したり、

充分に生地を寝かせたり。


そんなお菓子をつくっています。


主に愛知県を拠点とし、イベント出店で熟タルトの販売を行っています。

※現在、実店舗はお休み中です。


各イベント出店情報は、SNSをチェックしてみてくださいね。

アトリエブリコ公式インスタグラムはこちら


熟タルトができるまで〜アトリエブリコの想い


アトリエブリコの製造者様へインタビューをしました。

これまでの経歴や、お菓子作りのこだわりまでをヒアリングさせていただきましたので、ご紹介します。


「小さい頃から父親がよくおやつを作ってくれていました。」

休日や夜の空いた時間を使って、お父様がお菓子を作り、それをよく食べていたそうです。

幸せそうな光景が目に浮かびますね。


さらにそのお菓子作りの材料は、祖父母が畑をやってたそうで、野菜や果物の収穫後に、お父様が”自分が好きなもの”を子供たちのおやつとして作っていたそうです。


よく覚えているのは、さつまいもを使って豪快なスイートポテトを作ってくれたのが印象的だったそう。

そのころから、”食べたいものは自分で作れる”ということが記憶に残っているようです。


「自分でお菓子を作れるようになってからは、レシピ本や道具を買ってきてもらって本を見ながら作っていました。

まずは型に入れて流して作るだけというだけの、簡単なお菓子作りから始め、オーブンを使ったお菓子も徐々にできるようになっていました。

そのころはまだまだ趣味として、お菓子作りをしていましたね。」


「たくさんのお菓子を作っていく上で、もっとちゃんとお菓子について勉強がしたい!と思ったので製菓の学校に進学しました。」


卒業後は、洋菓子屋さんに勤めてからアトリエブリコへ入社。


アトリエブリコのオーナー様が「せっかくなので得意なことができるお店をしていこう」という提案で、改めて得意なこと・自分が1番こだわれる好きなものを考えた時に、タルト屋さんをやることが決定。


こだわりのあるお菓子を作りたい、オリジナル性があって、自分にしか作れないお菓子を作りたい!と考え、今の【熟タルト】が出来上がりました。


なぜ熟タルトになったのですか?


「焼き菓子って少し前まで、ケーキについてくる生のお菓子たちのおまけみたいなイメージがあって、焼き菓子には焼き菓子の、ケーキとか生物のお菓子とかと同じ価値があると思ったので...焼き菓子でもメインになるお菓子が作りたかったです。」


「他にはない焼き菓子だけど、どこか華やかで、かつ今までの焼き菓子にない食感やジューシーさを考えに考えて、今の熟タルトができたという感じです。」


熟タルトが出来上がるまでの過程にはたくさんの苦労があったそうです。


「いつもいつも試行錯誤していました。

自分が思うものがなかなかできなかったし、理想の食感じゃなかったり、生地の配合もたくさん試行錯誤し、何度も作って、今の形になりました。

ここだけの話、オープンの数日前まで納得のいく同じ熟タルトを何度も作り直していましたし、ものすごく苦労しましたね。」


最後に、これからアトリエブリコはどうなっていきたいですか?日々、どんなことを考えてタルトを作っていますか?


「日々仕込むたびに意識しているのが、【昨日より今日】という気持ちです。

同じものを作ってはいるけど、常にブラッシュアップしていっているし、仕上がりはやっぱり毎日変わるので、何回やってても失敗することはあります。」


「これからも、熟タルトは安定して作り続けるけど、今よりももっともっと、よりよくなると思っています。」


アトリエブリコ製造者様のこだわり・熱意が聞けた良い時間だったと思います。

ものづくりは、常に変化・進化が必要だと思います。


ずっとお客様が好きな熟タルトであれるように・・・そんな気持ちで熟タルトを作り続けていきます。

イベントにも出店しています!ぜひお気軽にお越しください。

6月のイベント出店情報はこちら


アトリエブリコのファンの皆さんから愛され続けるために、こだわりの熟タルトを作り続けます。


これからアトリエブリコは、変わらず皆様の好きな熟タルトであり続けます。


「初めてこの熟タルトを見た方は、「熟タルトって何...?」ってなると思うんです。

なのでまずは食べてほしいですね。食べて貰えばわかると思うので。

まずはお試しいただければと思っています。」


「もちろんリピーター様、常連様にも記憶に残るお菓子作りをこれからも心がけています。

食べた後に余韻に浸れるとか、あのタルトが1番美味しかったなぁとか、ふとした時に思い出してもらえる、また食べたいなって思ってもらえるような熟タルトをこれからも作っていきます。」